隠れ中性脂肪とは

体に脂肪がつくというのは、見た目の体重だけでは判断することが難しいようです。なぜなら、太っているからといって、体内に脂肪が多いとは限らず、やせている人に意外と脂肪が多いというような場合もあります。一見太っているように見えない人が、実は中性脂肪が多い、これを「隠れ中性脂肪」という言い方をします。

生活習慣病の予防対策の一環として2008年4月から基本健康診断が一部改正され、メタボリックシンドロームを意識した健診内容となりました。生活習慣病の原因は、おもに隠れ肥満が原因とされています。

体重と慎重の関係から標準体重が算出されますが、かりに標準体重の範囲内であったとき、「私は太っていないから大丈夫だろう」とうっかり安心する人が多くいることと思います。

しかし、安心するのはまだ早いようです。体重が少ないことが、中性脂肪が低いとは限らないからです。中性脂肪がため込まれるのは、おもに脂肪細胞という細胞で、成人で250億から300億コもあると言われています。その細胞の大きさは、3〜4倍程度にまで膨張されることもあり、脂肪細胞が膨張するにともない、体内に蓄積された中性脂肪もさらに増加するので、危険度が高くなります。

脂肪細胞は、妊娠末期の胎児期、乳児期、思春期とおもにこの3つの時期に増加する傾向にあることがわかっており、基本的に減少することがほとんどありません。この時期に太っていた人は、中性脂肪を貯め込みやすい体質であると言えます。

コレステロールと中性脂肪の関係

中性脂肪とコレステロールは、よく似ていますが、実はまったく性質が異なります。いずれも脂肪の仲間ですが、中性脂肪は、脂肪をエネルギー源として体内に貯蔵して、必要があれば運搬して、生命維持に関わるものです。コレステロールは、副腎皮質ホルモンや女性・男性ホルモンなどを合成しています。いずれも、重要な役割を果たしていますが、取りすぎは禁物です。

ひと昔前の日本人の食生活と近年の食生活を比べると、欧米化の影響で肉食が増えてきました。その影響で、コレステロール値が高い人よりも中性脂肪値の方が高い人の方が多い傾向にあります。

コレステロールには、LDL コレステロール、HDL コレステロールの2種類があります。これらを総称してコレステロールと呼ぶ場合が多いようです。LDL は悪玉コレステロール、HDL は善玉コレステロールとして、知られています。

悪玉と善玉のコレステロールは正反対の特徴があります。悪玉コレステロールを過剰に摂取すると、血管に沈着して動脈硬化を引き起こしやすくなります。善玉コレステロールは、沈着した悪玉コレステロールを取り除いて、動脈硬化を予防する働きがあります。

中性脂肪の正常値範囲は40〜130mg/dl程度が正常範囲ですが、コレステロールの正常値範囲は、120〜220mg/dl程度でやや高めです。悪玉コレステロール値は 120〜150mg/dl程度、善玉コレステロールは40〜70mg/dl程度が、正常値の範囲となっています。

健康診断でわかる中性脂肪

従来は、糖尿病や高血圧、動脈硬化などを成人病と呼んでいましたが、それらの根本的な原因が実は、内蔵型肥満であるとされ、厚生労働省は、成人病を改め生活習慣病という呼び方に統一しました。それにともない、生活習慣病の予防・改善対策の一環として、基本健康診断の一部見直しが求められ、メタボリックシンドロームを意識した内容に変更になりました。

基本健康診断では血液検査を行いますが、採取された血液からひとりひとりの健康に関わる多数の項目の数値がわかります。血液は、健康を診る最大の需要ポイントとなります。

実際に、生活習慣病を患う人の数は、年々上昇傾向にあります。とくに中高年のサラリーマンなどに多いのですが、その原因として忙しくてつい運動不足になりがち、しかも飲み会の機会が多く、ストレス過多なのに、休日は疲れて家でゴロゴロしていることが多い、これでは悪循環です。

また主婦は健康診断を受ける機会がなく、市報などに掲載されていますが、健康診断は自分から積極的に受けに行くことが大切です。とくに血液検査の数値は、健康を知るためのバロメーターです。年に1回は、必ず、血液検査などの基本健康診断を受けるようにしましょう。

中性脂肪やコレステロール以外の数値も、健康状態を知るのに役立ちます。血液検査の結果を毎年保存して、自分の健康状態はしっかりと自分で管理しましょう。そのことが、病気の早期発見・早期治療につながります。

糖質の取りすぎに注意

中性脂肪を減らす為に一番気をつけなければいけないのが、高カロリーの食品による脂質の摂り過ぎですが、次に気をつけたいのが糖質のとりすぎです。男性の方はあまりケーキやチョコレートなどの嗜好品を口にする事は少ないのかもしれませんが、女性にとってはとても魅力的なスイーツ。午前中のおやつにチョコレートを少し、ランチの後にケーキを一つ、午後の休憩でお饅頭を少し、夕飯後にテレビを見ながら果物を少し・・・なんて生活になっていませんか?少しのつもりが、以外に摂り過ぎていたりするのです。

甘いお菓子以外にも糖質が入っているものはたくさんあります。ジュース類や果物に含まれる糖質もしっかりと吸収されます。ただし、果物に関してはプラスαの栄養面が期待されるので、糖質が多いからと避けるべきではありません。その他の糖質が含まれると思われる甘いお菓子や嗜好品はできるだけ消費しやすい午前中、もしくは午後3時以降は食べない!と決めてしまいましょう。果物に関して言えば、朝食と一緒にとることで、果物に豊富に含まれる食物酸素が体内に蓄積した老廃物を出しやすくするといわれています。

中性脂肪も老廃物が蓄積された結果ですから、好きなものを食べながら老廃物を出しやすくしてくれるなら、中性脂肪を減らす味方をしてくれる糖質となりますよね。

ケーキやチョコレートなどに関しては、食べずに済むに越したことはありませんが、やっぱり好きなものはなかなか止められませんよね。我慢する事でリバウンドが来て、異常に食べ過ぎてしまうというケースも少なくないので、食べる時間帯、食べる量を考慮しながら取り入れましょう。甘いお菓子は洋菓子よりも、和菓子を選んだり、時間がるようでしたら、ご自身で手作りしてみてはどうでしょうか?どれだけのお砂糖が必要かわかると、ビックリするくらいたくさんの砂糖を使ういうことが分かってきます。すると自然と量を控えることに繋がりますよ。

中性脂肪を減らすためには

中性脂肪改善の中核は食事療法にあります。 医師や病院、薬を服用してのサポートが必要ない程度の中性脂肪値であれば、自分で中性脂肪を減らし改善していくことは充分可能です。運動をして脂肪を燃焼する、禁煙やストレス解消に努め生活習慣を見直すなどがありますが、脂肪量は日頃の食生活に大きく影響されるため、食事が基本となります。食事による改善法は最も安全で効果的な方法であるとともに、毎日のイベントなので比較的継続しやすいという点も注目です。

  1. 食べすぎをやめ、適正な食事量にする
  2. 偏食をやめ、栄養のバランスが取れた食事にする
  3. 甘いもの、お菓子、果物の摂取を控える
  4. 脂質の多い食品は控え、質のよい油脂分をとる
  5. 飲酒を控える

中性脂肪を減らす主な食事指針は以上、5項目になります。砂糖を控える、脂っこいものは控える、お酒は控えるなど、ほとんどが減算の指針ですが積極的に食べることで健康効果が上がる食品もあります。特に中性脂肪を減らすには質のよい油脂分をとることも大切です。油脂類の中には血液中の中性脂肪を下げる働きがあるものもあり、食材として盛り込めば、摂生ばかりの味気ない食事から美味しい食事を組み立てることができます。

特にさんま、いわし、さばなどの青魚に多いDHAやEPAという栄養成分は血液中の中性脂肪を下げる働きがあります。DHAやEPAは脳や神経組織、網膜などの発育や機能維持に欠かすことのできない重要な成分であるとともに、血液の粘度を下げて血液循環を良好にし、血小板の凝集による血栓(血のかたまり)ができるのを防止、肝臓での中性脂肪合成を抑制し血中コレステロールや中性脂肪の低下に作用します。

バランスの良い食生活ができていない、食事をコントロールするのが難しい人は、食品の機能成分を生かした栄養補助食品やサプリメントを上手に活用しましょう。下記商品は中性脂肪を下げる効果の高いDHA、EPA配合で、効率よくお手軽に中性脂肪の管理ができます。

中性脂肪とビール

「酒は百薬の長」と言われるように適度なお酒は、血行を良くし、善玉コレステロールが増え、リラックス効果でストレス解消にもつながるため健康に良い効果をもたらします。最近ではビールホップの機能性が見出され、ホップの苦味成分であるイソフムロン類の作用で、中性脂肪やコレステロールの蓄積を抑えて善玉コレステロールを増加させることが分かっています。

しかしいくらビールに中性脂肪やコレステロールの蓄積を抑制する効果があるからと言っても飲みすぎは禁物です。ビール大びん1本(633ml)中にはアルコール量が約23.6g含まれており、1本以上の飲酒は中性脂肪値が高く改善が必要な人の適性量(1日当たりアルコール量25g以下)を超えてしまいます。

ビール=アルコールの飲みすぎは肝臓での中性脂肪合成を促進し、血液中の中性脂肪を増加させてしまいます。ビールを飲み体内にアルコールが入ると肝臓では脂肪酸の合成が活発になり、脂肪酸が増えることでそれを原料として中性脂肪が作られます。肝臓で作られた中性脂肪は血液へと流れ込み、血液中の中性脂肪を増やしてしまいます。

中性脂肪は脂肪分を含む食べ物からの摂取の他、体内でも合成されて蓄積されていきます。脂肪と糖質、一見全く違う栄養成分ではありますが、体内合成により中性脂肪が蓄積する場合は、「糖質」が中性脂肪を作る材料になります。 ビールにも糖質は含まれ、ビール大びん1本(633ml)中の糖質は約19.6g、砂糖に置き換えてみると大さじ2.2杯分にもなります。中性脂肪値が高く改善が必要な人の砂糖適性量は1日当たり約30〜35gとされているので、ビール大びん1本で1日の砂糖適性量を6割も占める計算になります。 糖質の摂りすぎは、エネルギーの過剰摂取につながるだけでなく中性脂肪も増やします。またビールと一緒に出されるおつまみは炭酸の爽快な口当たりにマッチするよう、味が濃厚なもの、うま味成分の多い高カロリーなものが多く、アルコールの食欲増進効果と重なって食べ過ぎてしまいがちです。

毎日健康で時にはビールで美味しく息抜きを楽しむためにも、日頃から中性脂肪のコントロールに努めましょう。主食、お酒、油もの、果物、甘いものの食べすぎには注意し、青魚、海藻、野菜を取り入れたバランスの良い食事が大切です。食事の管理が難しい人、忙しい毎日の中で効率的に中性脂肪を管理したい人は効果的なサプリメントや栄養補助食品を上手に利用することをオススメします。

中性脂肪とバター

バターをはじめとする動物性油脂には飽和脂肪酸と呼ばれる脂肪酸が多く含まれ、食べすぎると中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしてしまいます。牛乳に含まれる乳脂肪分を凝固させて作るバターは、ビタミンAをはじめ各種ビタミンと栄養素に富みますが、バター100g中の脂質は約80%を占め、ほとんどが脂肪です。たくさん食べれば中性脂肪の蓄積に直結し、動物性油脂類は分解に時間がかかるため、肝臓への負担が大きくなります。

風味が良く口当たりの良いバターに食欲は増し、油脂類は食品にコクや旨味を与えるので美味しく感じ、食欲を増進させますが食べすぎは良くありません。中性脂肪値が高く油分の多い食事を控えなければならない人は、質のよい油脂類、機能性のあるバターを選ぶなど工夫して動物性油脂と植物性油脂をバランスよく摂ることが大切です。

油脂類は動物性脂肪を40%、植物性脂肪を50%、魚の油を10%の比率を目安にするとよいでしょう。動物性は摂り過ぎに注意し、植物性は不足しないように、そして魚の油を積極的に摂ることを心掛けましょう。 魚は肉類と同じ動物性食品ではありますが、中性脂肪やコレステロールを増やす飽和脂肪酸量が少なく、逆に中性脂肪を減らす働きのあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含みます。中性脂肪を低下させる作用だけでなく、善玉コレステロールを増やし、血栓をできにくくして血液をサラサラにします。

中性脂肪が気になる人の食生活は主食、お酒、油もの、果物、甘いものの食べすぎには注意し、青魚、海藻、野菜を取り入れたバランスの良い食事が基本です。食事の管理が難しい人、忙しい毎日の中で効率的に中性脂肪を管理したい人は中性脂肪を下げる効果のあるDHAやEPAを含んだサプリメントや栄養補助食品で上手に利用すると良いでしょう。

中性脂肪は生活習慣病や動脈硬化を引き起す原因にもなるので、気をつける必要性はありますが、中性脂肪値が高いから、健康に良くないからと言って、食事から極端に油脂類を除くことはかえってマイナスです。 中性脂肪は貯蔵エネルギーとしての役割があり、コレステロールはホルモン、消化液、細胞膜を構成する要素として生体内で重要な働きをするため、不足すると健康に支障をきたします。極度の脂質不足は血管がもろくなり、貧血を起こしやすくなるなど逆効果もあるのでバランスを大切にしましょう。

中性脂肪とアルコール

「酒は百薬の長」と言われるように適度なお酒は、血行を良くし、善玉コレステロールが増え、リラックス効果でストレス解消にもつながるため健康に良い効果があります。しかしアルコールの飲みすぎは肝臓での中性脂肪合成を促進し、血液中の中性脂肪を増加させてしまうので、飲みすぎは厳禁!適量を美味しく飲むよう飲酒の習慣をつけることが大切です。

アルコールを飲みすぎると肝臓では脂肪酸の合成が活発になり、脂肪酸が増えます。脂肪酸をを原料にして中性脂肪が作られ肝臓で作られた中性脂肪は血液へと流れ込み、血中の中性脂肪を増やしてしまいます。

アルコールは体内に蓄積されることはないため、分解処理を行う肝臓は働き続けますが、アルコールの分解量が多いと脂肪分解にまで手が回らず肝臓に脂肪が蓄積されてしまいます。飲酒をしてから約12時間後に肝臓で中性脂肪が合成されはじめますが、合成された脂肪が細胞に運ばれて肝臓が空っぽになるにはさらにその後12時間を要します。毎日晩酌を重ねていると、アルコール分解に忙しい肝臓は脂肪処理能力が限界を超え、脂肪を貯めこみすぎて脂肪肝、進行して肝硬変、悪化して肝臓ガンを招いてしまいます。適度に休肝日が必要です。

中性脂肪は脂肪分を多く含む食べ物からの摂取の他、体内でも合成されて蓄積されていきます。脂肪と糖質、一見全く違う栄養成分ではありますが体内合成により中性脂肪が蓄積する場合は、「糖質」が中性脂肪を作る材料になります。アルコールは糖質なので、飲みすぎはエネルギーの過剰摂取につながるだけでなく中性脂肪も増やします。またアルコールと一緒に出されるおつまみには味が濃厚なもの、うま味成分の多い高カロリーなものが多く、アルコールの食欲増進効果と重なって食べ過ぎてしまいがちです。

アルコールは適量にし、休肝日(アルコールを飲まずに肝臓を休める日)をもうけて飲む回数を減らすことが肝要です。1日アルコールで25g以内、ワイン;グラス2杯、ウイスキー;シングル2杯、日本酒;1合、ビール大びん;1本を目安としましょう。

毎日健康で時にはアルコールで美味しく息抜きを楽しむためにも日頃から中性脂肪のコントロールに努めましょう。主食、お酒、油もの、果物、甘いものの食べすぎには注意し、青魚、海藻、野菜を取り入れたバランスの良い食事が大切です。食事の管理が難しい人、忙しい毎日の中で効率的に中性脂肪を管理したい人は中性脂肪を下げる効果のあるDHAやEPAを配合したサプリメントや栄養補助食品を上手に利用することをオススメします。

中性脂肪と牛乳

牛乳は栄養価が高く、体に必要なたんぱく質を含む他、脂質、ビタミン、ミネラル、そしてカルシウムを多く含みます。日本人に一番不足していると言われるカルシウムは体内で吸収されにくい栄養素ですが、牛乳のカルシウムは体内で吸収されやすく積極的に食事に取り入れていきたい食品のひとつです。

健康のために牛乳は体に非常に良いのですが、豊富な栄養素と同時に含まれる動物性の脂肪分とコップ1杯でご飯1杯弱のエネルギー(糖質)があるため、選び方や飲み方に気をつけないと中性脂肪を上げる原因になります。中性脂肪は脂肪分を含む食べ物からの摂取の他、体内でも糖質を原料に合成されて蓄積されていきます。牛乳の場合、飲みすぎると牛乳の乳脂肪分により中性脂肪を増やし、さらに牛乳に含まれる糖質が体内で合成されて中性脂肪となるので飲みすぎには注意が必要です。

中性脂肪が極端に高くて医師による厳しい食事制限を受けていない場合には、1日コップ1杯程度(200ml)なら問題はないでしょう。牛乳は種類によってエネルギーや脂質の含量がかわってきます。エネルギーや脂質が含まれる量が多い順に、濃厚牛乳、普通牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、スキムミルクなどがあります。カロリーや脂肪分が気になる人は自分に合ったものを上手に選ぶようにしましょう。

牛乳を使った乳製品は様々あり、牛乳を凝固・発酵させて作るチーズは保存性と栄養価に優れますが、いわば動物性油脂の固まりです。同じく生クリームも牛乳の脂肪分を分離し集めたものなので、動物性油脂そのものです。牛乳を原料にしているとは言え、チーズ、生クリーム、アイスクリームなどの高脂肪、高カロリーな乳製品は中性脂肪を上げてしまいます。牛乳と同じく食べたい時には種類によるカロリーや脂肪分の量を考えると良いでしょう。てチーズなら低脂肪なカッテージチーズ、生クリームは植物性のクリームを選ぶなど工夫をしましょう。

食事は楽しみのひとつでもあるので、毎日健康に美味しく食事を楽しむためにも日頃から中性脂肪をコントロールし健康に努めましょう。主食、お酒、油もの、果物、甘いものの食べすぎには注意し、青魚、海藻、野菜を取り入れたバランスの良い食事が大切です。魚のDHAやEPAには中性脂肪を下げる効果があるので積極的に摂りたい食品です。 食事の管理が難しい人、忙しい毎日の中で効率的に中性脂肪をコントロールしたい人は効果的なサプリメントや栄養補助食品を上手に利用することをオススメします。

中性脂肪と内臓脂肪

内臓脂肪とは内臓の周囲、腹筋の内側、腹膜の表面などにつく脂肪をいいます。内臓脂肪には、内臓を正しい位置に保つ、内臓の間にあることで外部からの衝撃やけがから内臓を守る緩衝材的な機能があります。

内臓脂肪が多くなりすぎるのは、肥満を招き血液中の中性脂肪やコレステロールを増やすことにつながり、生活習慣病を引き起す原因になってしまいます。 脂肪細胞からはさまざまな物質が分泌されますが、内臓脂肪の周りは血管が多く張り巡らされているため分泌物は血液にのって直接的に体へ影響を及ぼします。脂肪細胞からは動脈硬化を促進と予防に働く相反する2種類の生理活性物質(サイトカイン)が分泌されますが、内臓脂肪が多いと動脈硬化を促進するサイトカインが増え、予防サイトカインが減少してしまいます。 さらに内臓脂肪はアンジオテンシノーゲンと呼ばれる血圧上昇ホルモンの分泌を促し、高血圧を促進します。このほか、血糖値を下げるインスリンの働きも低下させるために高血糖を招き糖尿病を引き起す原因になります。脂肪が多いと生理活性物質がたくさん分泌され、動脈硬化や糖尿病を誘発してしまうのです。 

内臓脂肪を減らすには20〜30分の有酸素運動が効果的です。脂肪分解の過程においてエネルギー源には使われる順序があり、始めは糖質エネルギーである血液中のグルコースや筋肉中のグリコーゲンが消費されます。体内の糖質エネルギーが少なくなると必要に応じて脂肪が使われます。脂肪は本来、貯蓄エネルギーとしての役割があるため、必要に迫られなければ使われません。貯まった脂肪を酵素の力で分解し、効率よく使うためには体内の糖質エネルギーが不足し、体が温まった状態を作ることが必要です。

20分程度の有酸素運動を行うことで、体内の糖質エネルギーは使い果たされ脂肪からエネルギーを必要とします。脂肪分解酵素のリパーゼは低温では活性が鈍りますが、20〜30分運動することで体も適度に温まりリパーゼの働きが良くなります。リパーゼが活発に働くと脂肪分解もスムーズに進み効率よく燃焼できます。

内臓脂肪解消に食生活の面では青魚を積極的に摂ることです。青魚に含まれるEPAやDHAには脂肪燃焼に関わるミトコンドリアを活性化する作用があり、青背の魚がオススメです。バランスの良い食生活ができない、食事をコントロールするのが難しい人は、食品の機能成分を生かした栄養補助食品やサプリメントを上手に活用しましょう。