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バターをはじめとする動物性油脂には飽和脂肪酸と呼ばれる脂肪酸が多く含まれ、食べすぎると中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしてしまいます。牛乳に含まれる乳脂肪分を凝固させて作るバターは、ビタミンAをはじめ各種ビタミンと栄養素に富みますが、バター100g中の脂質は約80%を占め、ほとんどが脂肪です。たくさん食べれば中性脂肪の蓄積に直結し、動物性油脂類は分解に時間がかかるため、肝臓への負担が大きくなります。

風味が良く口当たりの良いバターに食欲は増し、油脂類は食品にコクや旨味を与えるので美味しく感じ、食欲を増進させますが食べすぎは良くありません。中性脂肪値が高く油分の多い食事を控えなければならない人は、質のよい油脂類、機能性のあるバターを選ぶなど工夫して動物性油脂と植物性油脂をバランスよく摂ることが大切です。

油脂類は動物性脂肪を40%、植物性脂肪を50%、魚の油を10%の比率を目安にするとよいでしょう。動物性は摂り過ぎに注意し、植物性は不足しないように、そして魚の油を積極的に摂ることを心掛けましょう。 魚は肉類と同じ動物性食品ではありますが、中性脂肪やコレステロールを増やす飽和脂肪酸量が少なく、逆に中性脂肪を減らす働きのあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含みます。中性脂肪を低下させる作用だけでなく、善玉コレステロールを増やし、血栓をできにくくして血液をサラサラにします。

中性脂肪が気になる人の食生活は主食、お酒、油もの、果物、甘いものの食べすぎには注意し、青魚、海藻、野菜を取り入れたバランスの良い食事が基本です。食事の管理が難しい人、忙しい毎日の中で効率的に中性脂肪を管理したい人は中性脂肪を下げる効果のあるDHAやEPAを含んだサプリメントや栄養補助食品で上手に利用すると良いでしょう。

中性脂肪は生活習慣病や動脈硬化を引き起す原因にもなるので、気をつける必要性はありますが、中性脂肪値が高いから、健康に良くないからと言って、食事から極端に油脂類を除くことはかえってマイナスです。 中性脂肪は貯蔵エネルギーとしての役割があり、コレステロールはホルモン、消化液、細胞膜を構成する要素として生体内で重要な働きをするため、不足すると健康に支障をきたします。極度の脂質不足は血管がもろくなり、貧血を起こしやすくなるなど逆効果もあるのでバランスを大切にしましょう。