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「酒は百薬の長」と言われるように適度なお酒は、血行を良くし、善玉コレステロールが増え、リラックス効果でストレス解消にもつながるため健康に良い効果をもたらします。最近ではビールホップの機能性が見出され、ホップの苦味成分であるイソフムロン類の作用で、中性脂肪やコレステロールの蓄積を抑えて善玉コレステロールを増加させることが分かっています。

しかしいくらビールに中性脂肪やコレステロールの蓄積を抑制する効果があるからと言っても飲みすぎは禁物です。ビール大びん1本(633ml)中にはアルコール量が約23.6g含まれており、1本以上の飲酒は中性脂肪値が高く改善が必要な人の適性量(1日当たりアルコール量25g以下)を超えてしまいます。

ビール=アルコールの飲みすぎは肝臓での中性脂肪合成を促進し、血液中の中性脂肪を増加させてしまいます。ビールを飲み体内にアルコールが入ると肝臓では脂肪酸の合成が活発になり、脂肪酸が増えることでそれを原料として中性脂肪が作られます。肝臓で作られた中性脂肪は血液へと流れ込み、血液中の中性脂肪を増やしてしまいます。

中性脂肪は脂肪分を含む食べ物からの摂取の他、体内でも合成されて蓄積されていきます。脂肪と糖質、一見全く違う栄養成分ではありますが、体内合成により中性脂肪が蓄積する場合は、「糖質」が中性脂肪を作る材料になります。 ビールにも糖質は含まれ、ビール大びん1本(633ml)中の糖質は約19.6g、砂糖に置き換えてみると大さじ2.2杯分にもなります。中性脂肪値が高く改善が必要な人の砂糖適性量は1日当たり約30〜35gとされているので、ビール大びん1本で1日の砂糖適性量を6割も占める計算になります。 糖質の摂りすぎは、エネルギーの過剰摂取につながるだけでなく中性脂肪も増やします。またビールと一緒に出されるおつまみは炭酸の爽快な口当たりにマッチするよう、味が濃厚なもの、うま味成分の多い高カロリーなものが多く、アルコールの食欲増進効果と重なって食べ過ぎてしまいがちです。

毎日健康で時にはビールで美味しく息抜きを楽しむためにも、日頃から中性脂肪のコントロールに努めましょう。主食、お酒、油もの、果物、甘いものの食べすぎには注意し、青魚、海藻、野菜を取り入れたバランスの良い食事が大切です。食事の管理が難しい人、忙しい毎日の中で効率的に中性脂肪を管理したい人は効果的なサプリメントや栄養補助食品を上手に利用することをオススメします。