体に脂肪がつくというのは、見た目の体重だけでは判断することが難しいようです。なぜなら、太っているからといって、体内に脂肪が多いとは限らず、やせている人に意外と脂肪が多いというような場合もあります。一見太っているように見えない人が、実は中性脂肪が多い、これを「隠れ中性脂肪」という言い方をします。
生活習慣病の予防対策の一環として2008年4月から基本健康診断が一部改正され、メタボリックシンドロームを意識した健診内容となりました。生活習慣病の原因は、おもに隠れ肥満が原因とされています。
体重と慎重の関係から標準体重が算出されますが、かりに標準体重の範囲内であったとき、「私は太っていないから大丈夫だろう」とうっかり安心する人が多くいることと思います。
しかし、安心するのはまだ早いようです。体重が少ないことが、中性脂肪が低いとは限らないからです。中性脂肪がため込まれるのは、おもに脂肪細胞という細胞で、成人で250億から300億コもあると言われています。その細胞の大きさは、3〜4倍程度にまで膨張されることもあり、脂肪細胞が膨張するにともない、体内に蓄積された中性脂肪もさらに増加するので、危険度が高くなります。
脂肪細胞は、妊娠末期の胎児期、乳児期、思春期とおもにこの3つの時期に増加する傾向にあることがわかっており、基本的に減少することがほとんどありません。この時期に太っていた人は、中性脂肪を貯め込みやすい体質であると言えます。
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